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涼「恋をとめないで?……」モバP「そうだ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:34:48.80 ID:UJ5THou8O
代行して大幸運

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:36:52.26 ID:4upL+j970
��

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:37:02.00 ID:l3Aa0WRy0
ふふっ…

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:37:54.09 ID:Ic5XO+XU0
涼「Pさん、意外にロマンチストなんだな。でも……この場で告白はちょっと恥ずかしいぞ」

P「バカ、曲のタイトルだよ。お前にカバーの依頼が来たんだ」

涼「へっ?ああ……曲か。初めて聞くタイトルだな。誰が歌ってんの?」

P「お前、COMPLEX知らないのか?」

涼「こんぷれっくす?特に考えたことないな」

夏樹「ちげーよ。日本のロックユニット。あたしも好きだったな」

涼「夏樹、いたんだ?知ってんの?」

夏樹「BOOWYの布袋寅泰と吉川晃司の組んだユニットさ。『恋をとめないで』はその代表曲」

涼「ふーん。吉川晃司ってるろうに剣心の鵜堂刃衛のひとだっけ?」

P「だいたいあってる。だけど違う。吉川晃司は元はロックアーティストだったんだ」

涼「そうなんだ。全然知らなかった」

夏樹「涼はUKと全米しか知らないからな」

涼「仕方ないじゃん。でもなんでアタシなの?」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:41:16.34 ID:R/P/szu40
涼ちんだと思ってた なんかおかしいとおもったよ

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:42:16.88 ID:Ic5XO+XU0
P「え?……えっとな……俺の学生時代の後輩がレコード会社にいて、お前の話をしたら使ってみたいってさ」

涼「そうなのか……そういう知り合いがいるなら、もっと早く言ってくれたらよかったのに」

P「すまんな。今回はかつての名曲を現代のアイドル達がカバーするという企画のアルバムらしい」

涼「ということは、あたし以外にも他のアイドルがカバーで参加してるってわけか」

P「他の事務所の子達だがな。少しばかりスケジュールがタイトだがやってみるか?」

涼「日本のロックってのがシャクだけど、歌の仕事なら喜んでやらせてもらうよ」

夏樹「やったじゃん、涼。これは、あたしも好きな曲なんだしっかりカバーしてくれよ?」

涼「まかしときなって」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:45:26.33 ID:Ic5XO+XU0
P「とりあえず原曲を聞くところが先だな。原盤とスコアは向こうから送ってくるはずだが」

涼「いいや、時間がもったいない」サササッ

P「なにしてんだ?」

涼「iPod。ネットで今買ってるところ……あった。これか」

P「もう買ったのか……それじゃ領収書切れないぞ」

涼「いいよ、別に。iTuneには10万位あるし。それに」

P「それに?」

涼「音楽にケチるのはロックじゃねーし」

夏樹「ひゅーっ、カッコイイな。だりーなんかyoutubeだぜ」

涼「あははは。それはそれでいいんじゃない?んじゃ、がっちり聞き込んでくるわ」

P「涼」

涼「なに?」

P「本当に大丈夫か?」

涼「心配すんなって。昔はコピーバンドもやってたんだ。じゃあ、お先に」

P「……」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:48:13.65 ID:sCy60JFLO
日本の曲だからと舐めて掛かったか

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:49:01.90 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――涼の部屋

涼「ふぅ……」

涼「これはいい曲だな。夏樹が推すのもなんとなくわかるよ」

涼「さて、これをどうカバーするかだけど……」

涼「古い曲だし、固定のファンも多くついてる」

涼「下手に現代風のアレンジをしたら、これまでのファンの神経を逆なですることになるし」

涼「原曲を忠実に再現したほうがよさそうだ」

涼「ボーカルのキーも合わせて……曲のテンポは……」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:51:47.68 ID:hvaXKQ+C0
多分出ないけど千枝ちゃん出るのを期待支援

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:52:09.11 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――後日、ボイトレ室

ベテ「よし、今日はここまで!」

全員「ありがとうございました!」

夏樹「よっ、涼。COMPLEXどうだった?」

涼「良かったよ。ギターもイカしてるし、聞いててノってくるね」

夏樹「だろ?」

涼「アタシとしては『RAMMBRING MAN』の方が好みだけどな」

夏樹「おー、あれもイイよな」

ベテ「松永、ちょっとこい」

涼「ん?何か用事ですか?……ごめん、夏樹、またな」

夏樹「あいよ、じゃあな」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:55:12.43 ID:Ic5XO+XU0
ベテ「お前、プロデューサーから仕事が来てるんだろ?調子はどうだ?」

涼「んー、今のとこ80%くらいかな?ある程度出来たら、みんなに聞いてもらいますよ」

ベテ「そうか…」

涼「大丈夫ですって。念には念を入れて、聞いてもらったあとも調整の時間とってるし」

ベテ「お前のことだ。そのあたりは心配してないんだが……」

涼「締切には間に合わせますって。それがプロってもんでしょ?」

ベテ「……そうだな。期待しているぞ」

涼(ベテさんも心配性だな……まあ、期待されてるってのは悪くないけどさ)

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 03:58:14.64 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――後日、ボイトレ室

周子「なんか慌ただしいなぁ。夏樹ちゃん、何か始まるの?」

夏樹「ん?今から涼が依頼されてたカバーソングのお披露目なんだ」

周子「へえー……それってあたしも聞いていいの?」

夏樹「邪魔にならなきゃいいんじゃないか?あたしも聞かせてもらうし」

周子「涼ちゃんのロックかぁ……久しぶりだな」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:01:10.76 ID:Ic5XO+XU0
ダダダダダン♪

涼「……ふぅ、こんな感じだよ」

P「……」

マス「……」

ベテ「……」

夏樹「……い、いいじゃん!なあ?完璧だよな?さすが、涼!!」

P「マスさん、どうですか?」

マス「原曲を何度か聞いたが再現度は問題ないだろう。ベテはどう思う?」

ベテ「私はそんなに原曲を聴いていない……歌の完成度は高い……だが」

涼「みんな、テンション低いなぁ……大丈夫だって。次には、きっちり仕上げてくるからさ」

P「……」

夏樹「まあ、まだ時間あるし。きっちりやってくれるよな」

涼「あんがと、夏樹」


周子「ねえ、みんな?……本当にこれでいいの?」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:04:13.01 ID:Ic5XO+XU0
夏樹「何言ってんだよ、周子?上手く出来てたじゃんか?」

周子「そう?あたしはそう思わなかったなー」

涼「周子、あんた原曲聞いた?どこか違うなら言ってよ」

周子「原曲は知らないよ。でも涼ちゃんの歌じゃなかった」

涼「はあ……本当に何も知らないんだな。いいか?カバーってのはそういうものなんだ」

周子「人の真似して歌うのがカバーなの?それってモノマネじゃない?」ムッ

涼「そうじゃねえって。原曲のファンの人もいるんだ。その人達のためになんだよ!」イライラ

周子「そう……だったら、あたしでもいいよね?あたしカラオケ得意だよ」

涼「なんだよ、周子。やけに絡んでくるな?ケンカ売ってんの?」

周子「そんなワケないし……なんか、今の涼ちゃんカッコよくない。ロックじゃないよ」

涼「うるせー!!何も知らねえくせに説教してんじゃねーよ!!!」

ベテ「やめろ、松永!!レッスン場だぞ!!ケンカならよそでやれ!!」

涼「……チッ」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:04:14.81 ID:MJrgeDVW0
しえ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:07:28.14 ID:Ic5XO+XU0
ベテ「塩見も言い過ぎだ。口を慎め」

周子「あたし、間違ったこと言ってないもーん」

涼「てめえっ!」

夏樹「落ち着けって二人とも!」

マス「今、お前たちが言い争ったところでどうにもならん。ここはP殿に判断してもらう」

涼「……」

周子「……」

マス「どうだい、P殿?どう判断したかね?」

P「僕は……」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:08:35.32 ID:cFzmkOAg0
松永ちゃんはエロ可愛い

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:10:26.70 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――涼の部屋

涼「くそっ!!!!」

バサバサッ!!!

涼「なんなんだよ!ふざけんな!!」

涼「ここまで来てやり直しって……いまさら、そんなのできるわけないだろ」

涼「あたしだって……あたしなりに真剣に考えた結果なんだ!」

涼「……」

涼「もう……無理だよ」

涼「プロデューサーに言おう……」

涼「別にいいよな……たまたま来た仕事なんだし、次頑張ればいいさ」

涼「プロデューサー、まだ事務所かな?」

涼「いつも遅くまでいるし、大丈夫だよな」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:11:05.41 ID:m7NZ+Myb0
涼ちんち…あれ?

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:14:12.45 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――夜、事務所

涼「こんばんわー……っと……あれ?いない?」

涼「鍵もかけないで無用心だな」

???『!!!』

涼「応接室から声が聞こえる……なんだろ?」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:17:10.53 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――応接室

???「いい加減にしてくれませんかね?」

P「すみません……」

???「すみませんじゃ済まないんすよ?」

P「なんと詫びたらいいのか……」

???「確かにあなたは先輩だから話しましたけどね」


涼(もしかして、例のレコード会社の後輩さんか?)


後輩「頼んだのはあなたでしょ?ロックでいい子がいるって」

P「はい……」

後輩「あんたが土下座までするから、仕方ないからねじ込んでやったのに」

P「……」

後輩「今更、締切を伸ばせなんて通ると思いますか?他はみんな出してんすよ」

P「重々承知しています」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:20:18.78 ID:Ic5XO+XU0
後輩「だったら、今すぐ出してくださいよ?たかがアイドルの歌でしょ?」

P「……」

後輩「こっちもさ、アイドルの企画物CDくらいで経歴に傷つけたくないんすよ?」

P「それでも……」

後輩「ん?」

P「俺はそれでも、あいつが本物だと信じていますから」

後輩「はぁ?」

P「あいつはきっと満足のいくものを出してくれる……だからそれを信じてやりたいんです」

後輩「甘っちょろいこと言ってんすね。あんた音楽業界向いてないっすよ」

P「それでも構いません……だから、もう少しだけ待ってください……この通りです」

後輩「また土下座かよ……本当に使えないな」



涼「…………」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:23:13.96 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――涼の部屋

涼「…………」

涼「嘘つき……どこがオファーだよ」

(P『え?……えっとな……俺の学生時代の後輩がレコード会社にいて、お前の話をしたら使ってみたいってさ』)

涼「余計な気を使いやがって……バカ野郎……」

ピンポーン

涼「なんだよ……こんな時間に」

ガチャ

夏樹「よっ!調子はどうだい?」

涼「……夏樹」

夏樹「頑張ってるだろうと思ってな。これ、差し入れ」

涼「……ありがと」

夏樹「少しだけ、あがっていいか?」

涼「……ああ」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:26:21.04 ID:MJrgeDVW0
後輩冷たすぎワロタ

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:26:32.18 ID:Ic5XO+XU0
夏樹「さっきまで、周子と話してたんだ」

涼「周子と?」

夏樹「意外だったよな……普段クールな周子があんなに突っかかるなんて」

涼「うん……」

夏樹「あいつさ、お前の歌が目標なんだってさ」

涼「あたしの?」

夏樹「あいつ、スカウトされて京都の実家を出て来たのはいいものの、何も目標がなかったんだと」

夏樹「でも、あんな感じだろ?アイドルなんてどうにかなるって、思ってたんだってさ」

夏樹「だけどさ、お前の歌を営業で聞いてシビレたらしい」

夏樹「ロックなんてほとんど知らないくせに、全身から汗が吹き出すほど衝撃を受けた」

涼「………」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:29:28.72 ID:FZKwcLCLO
支援するよー!!

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:29:39.97 ID:Ic5XO+XU0
夏樹「技術がどうこうより、がむしゃらに、ひたむきに自分を出してるお前に感激したってよ」

涼「…………」

夏樹「自分で言えばいいのにな、変なとこで意地っ張りなんだよ、アイツ」

涼「……そうか」

夏樹「……あたしはさ、どんな結果でも構わないと思ってる」

涼「夏樹……」

夏樹「でも、本当にお前のやりたいことをやってくれ。ただ、それだけ」

涼「……うん」

夏樹「じゃあな。お前のロック魂を見せてくれよ」

涼「……ありがとう」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:32:11.98 ID:Ic5XO+XU0
涼「…………」

涼「夏樹の差し入れ……DVD?」

涼「COMPLEXの『日本一心』……」

涼「………」

涼「すげーな、このおっさん達は……若い奴よりパワーありすぎんだろ」

涼「客もそのパワー跳ね返すほどのもの持ってるし……」

涼「羨ましいな、こんなライブ……最高じゃないか」


(涼『日本のロックってのがシャクだけど、歌の仕事なら喜んでやらせてもらうよ』)


涼「……馬鹿だな、アタシ」

涼「こんなライブがしたくてアイドルになったはずなのに……」

涼「お、『RAMBRING MAN』……」

http://www.youtube.com/watch?v=KgbaIQxvvQk

涼「………よし」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:35:14.86 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――ボイトレ室

ベテ「なんだ、松永?また残ってたのか?もう今日は終わりだぞ」

涼「ベテさん、ごめん。もう少し借りてていいかな?鍵はあたしが返すよ」

ベテ「ギターまで持ち込んできたのか?」

涼「部屋じゃ近所迷惑になるからね……アンプは付けてないんだけど」

ベテ「ここしばらくは毎日残ってるだろ?本当に体を壊すぞ?」

涼「でも……アタシ……」

ベテ「姉さんから居残り練習は体調を壊すから、やめるように言われてるんだがな……」

涼「……ごめん……」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:38:19.89 ID:Ic5XO+XU0
ベテ「ふぅ……好きにしろ。自己責任だ。私は知らない」

涼「ありがとうございます!」

ベテ「……そういや、倉庫に使ってないギターアンプがあったな」

涼「えっ」

ベテ「やれやれ、ルキの奴、処分忘れてたな。あーこまったこまった」

涼「ベテさん、それって……」

ベテ「まあ、捨てるもんだしいいかな……じゃあな、松永」

涼「ありがとう……」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:41:22.30 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――後日、発表の日

夏樹「よっ、周子」

周子「……なに?夏樹ちゃん」

夏樹「例の涼のカバーできたんだってよ」

周子「……ふうん」

夏樹「行こうぜ。どんなもん出すか楽しみだろ?」

周子「……別に。また喧嘩したらやだもん」

夏樹「あいつがそれくらいで来るなとかいうタマかよ?」

周子「わかってるよ……だけど」

夏樹「それにあいつをけしかけたのはお前だろ?見届ける義務くらいあるんじゃないのか?」

周子「……」

夏樹「先に行ってるからな」

周子「……」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:44:18.13 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――ボイトレ室

ベテ「松永、準備は出来たのか?」

涼「はい」

ベテ「今回はギターも使うんだな?」

涼「そうです。演奏も聞いてください」

ベテ「みなさん、始めてもいいですか?」

P「……ああ」

マス「構わない。始めてくれ」

夏樹(頑張れよ、涼)

周子(……)

涼「……始めます」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:47:10.41 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――演奏後

涼「……どうでしたか?」

P「………」

マス「………」

ベテ「………」

夏樹「………」

涼「ダメなら、またやり直します。ごめん」

涼「でも……今、アタシがやれる最大をぶつけてみました」

涼「原曲を大きく変えてしまいましたが……」

マス「……P殿、どうかな?」

P「………そうですね」

涼「………」

P「向こうの担当者になんと説明すればいいか……」

涼「……ごめん」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:50:15.29 ID:Ic5XO+XU0
P「だけど、これが松永涼のロックです。僕はいいと思います」

涼「えっ?」

マス「……だったら、これを元にアレンジをするか……なあ、ベテ」

ベテ「ったく……仕事を増やしてくれるな?松永」

涼「は、はい」

ベテ「時間がないからスパルタで行くぞ、覚悟しろよ」

涼「あ、ありがとうございます!」

夏樹「待ってくださいよ、アタシらにも感想聞いてよ。なあ、周子?」

周子「えっ?」

涼「周子……どうだった?」

周子「………………全然違うじゃん。せっかく原曲聞いてきたのに」

涼「そうか……ごめん」

周子「だけど………あたしが好きな涼ちゃんのロックだった。あたしはこっちが好き」

涼「周子……」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:53:40.17 ID:Ic5XO+XU0
夏樹「涼、ちゃんと差し入れのお礼を周子にしとけよ」

涼「えっ?あれ周子の?」

周子「ちょっと、夏樹ちゃん!なんで言うのさ!内緒にって言ったじゃん」

夏樹「ああ、すまんすまん。涼に言われてからずっとDVD見てたんだよな」

周子「ううー……」

涼「そうだったのか……周子、よかったら手伝ってくれよ?アンタじゃなきゃダメみたいでさ」

周子「……しかたないなー。手伝ってあげるよ」

涼「ありがとうな」

周子「もう……お礼は完成してからだよ」

涼「あははは、そうだな」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:56:11.48 ID:Ic5XO+XU0
――――――――――――アルバム発売後、事務所

P「……ということだ」

涼「そっか……ありがとう。プロデューサー」

夏樹「ちーっす!なあなあ、あのアルバム売上でたんだって?」

涼「ああ、今聞いたよ」

夏樹「で?どうだったんだ?」

涼「大爆死。予定の見込みをはるかに下回ったんだってさ」

夏樹「あちゃー……マジかよ?」

涼「仕方ないさ……また一からやり直すよ」

夏樹「おっ?前向き発言だな?何があったんだ?」

涼「さあね……走りださなきゃ始まらないってことかな」

夏樹「『RAMBRING MAN』の歌詞か。詩人だねえ」

涼「うるせー」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 04:59:59.05 ID:Ic5XO+XU0
夏樹「周子の奴もあれからハマっちゃってさ。ずっと聞いてるらしいぞ。この間無意識に鼻歌になってたし」

涼「そうなのか。今度一緒にカラオケでも行く?」

夏樹「いいねー。アタシにも歌わせろよ」

P「お前ら、それよりレッスンきちんとやるんだぞ?次はリベンジだ」

夏樹「はーい」

涼「もちろんだよ…………あ、あのさ、P」

P「なんだ?」

涼「えっと……」

P「? どうした?」

涼「い、いろいろ、ありがとね……あんたのおかげだよ」

P「なんだよ、いきなり?……いいから早くいけ」

涼「ふふふっ、わかったよ。じゃあな」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 05:02:11.57 ID:Ic5XO+XU0
ちひろ「Pさんも意地悪ですね」

P「……なんのことでしょう?」

ちひろ「教えてあげればいいじゃないですか?DLされた曲は涼ちゃんが一番多かったって……」

P「……今のアイツには小さなことですよ」

ちひろ「涼ちゃんの想いも小さなことですか?」

P「想い?……なんのことです?」

ちひろ「さあ?……恋がとまんないんじゃないんです?」

P「???」


おわり

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 05:03:44.65 ID:Ic5XO+XU0
これで終わりです
笑いもイチャイチャもない俺得なだけの内容でしたが
お付き合いありがとうございました

周子Pの方にはごめんなさい

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/28(月) 05:09:47.85 ID:i5DYs1mOO

誰得と思いながらも書き抜いたその精神は最高にロックだろ

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