5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

女子校生「もうすぐ大学生」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 21:34:53.47 ID:XIu3g2HX0
「私達、春から大学生だぜ」

「そうっすねー。じゃあ、別れる?」

「なんでだよ」

「レズって、色々とイキグルシそうだし。ほら、今までは女子校だったから抵抗なかったけどさ」

「お前は別れたいの?」

「いや、全然」

「なんじゃそりゃ」

私達はスターバックスのテラスにて、さらさらその気も無いクセに、ちょっとした別れ話の真似事をしていた。

後々の為の予行演習になるかもしれないなあ。と思いながら。

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 21:35:31.76 ID:HGpDIO3r0
ギャグ百合じゃないならいらん

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 21:37:08.37 ID:GhibH7200
女子高生だろ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 21:41:03.82 ID:XIu3g2HX0
「私は全然そんなつもりないんだけどさ、あんたはどう思ってるのかなって」

「別に、大学生になるからって、私とお前は何も変わんないだろ」

「そーやって言ってもらえると、うれしい」

「うれしい要素なんてあったか?」

「うーん、じゃあ安心、かな」

大学もなにも、結局は女子大。

今までとなんら変わらない筈だ。なにをそんなに、不安がることがあるのだろうか。

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 21:47:59.93 ID:XIu3g2HX0
私がレズになって5年。こいつと付き合い始めてから、もうじき三年がたつ。

高校一年の春。同じクラス、隣の席。

自然に話すようになって、すぐに、お互いの事を「友達」として認識し始めた。

波長が合う、というのか。

一緒に登下校するようになるには、一週間とかからなかった。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 21:54:38.92 ID:XIu3g2HX0
夕暮れの帰り道にて、私は告白された。

「好きです」だとか「付き合ってください」とか、所謂、愛の告白っていうわけじゃない。

「私、レズなんだよねー。まじで」と私の顔を見ないまま、適当に、投げやりにそう言った。

ポロリと口をこぼすっていうのは、まさしくこういう事なんだろうなと思った。

なるほど、反りが合うわけだ。

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:00:15.51 ID:XIu3g2HX0
なんの臆面もなく、余裕をぶっかましてそんなことを言うものだから

私もなんとなく「そういえば、私もレズだったぜ」と対抗してみた。

今思えば「そういえば」だなんてとんでもない。

あの頃は、生き物として間違っているのだろうか。欠陥品なのだろうか。

などと四六時中、暇さえあれば自問自答を繰り返していたのだから、一時でも、自分がレズであることを、忘れやしなかった。

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:02:20.74 ID:AVm2q0p40
ほーん

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:08:34.42 ID:XIu3g2HX0
だから、共通の欠陥のある仲間と、寄り添っていたかったのかもしれない。

「チョウチンアンコウの雄と雌みたく、出会いなんてそうそう無いだろうからさ、いっそ付き合っちゃおうよ」

そんな、目茶苦茶な口説き文句に応じてしまったのも、その所為だろう。

とにかく、私の事を分かってくれる奴と、一緒にいたかった。

広い世界に、自分の味方を見つけたような気がして、一瞬で好きになってしまった。

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:14:18.84 ID:XIu3g2HX0
こういうのを、依存というのだろう。

数ある愛の形の中でも、最も歪んでいるものだと、噂には聞く。

我ながら低俗だと思ったけれど、この際そんなことはどうだっていい。

目の前に、一筋の光明が見えたのだ。

とりあえず、一人でうじうじと悩んでいるよりかは、ずっと都合がいい。

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:21:02.41 ID:XIu3g2HX0
それから今まで、デートやセックス。喧嘩と、普通の恋人同士がするようなことを、ほとんど一通りやってきた。

私もあくまでレズビアンとして、大人になっていった。

昔みたいに、どうでもいいことで思い悩んだりはしなくなった。

割り切った恋愛観だとか、人生観だとか、呼び方はどうだっていいが、そういうモノの見方をするようになった。

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:29:29.59 ID:xUqxzjxF0
へー

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:30:03.06 ID:XIu3g2HX0
所詮、同性愛なんていうものは認められなくて当然である。

それは、有性生物としての基本的な価値観で、常に存在するものだ。

つまり、レズビアンである私たちにとって、恒久的な敵であって、水と油のように反発しあうものなのだ。

そんなものにいちいち反抗するのは、無駄な労力である。

だから私は、世間体という圧力を右から左へ聞き流すように、飄々と構えることにしている。

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:31:35.35 ID:Z26gCcHu0
>1>2>3>4>5>6>7>8     >9>31>32>33>34>35           >62>63>64>65>66>67
>11>12>13>14>15>16   >36>37>37>38>39>40             >69>70>71>72>73
         >17>18            >42>41                     >74>75
         >19>20           >43>44                     >76>77
     >21>22               >45>46      >56>        >80>81>82
    >23>24               >47>48     >55>61       >78>79 
    >25>26              >49>50   >57>58>59      >84
    >27>28             >51>52       >60      >85>86      >100
    >29              >53>54        >61     >89>91>92>93>94>95
   >30                                     >96>97>98>99

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:34:37.12 ID:ACycDsOb0
スレタイにレズって書いとけや畜生

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:34:49.29 ID:XIu3g2HX0
生物として間違っているということが必ずしも、致命的とはなりえない。

正しくあるということが、勝れているということでもない。

物事には優劣があるが、勝敗というのはどこまでも二次的で、時として敗北は、優れた結果を齎す。

つまり、正しい生命というのは、間違った生命が無価値なのと同じで、またそれも無価値なのである。

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:41:34.34 ID:XIu3g2HX0
だから私たちは、なにも気にすることがない。

レズがどうこう言われたって「へいへい、そうですか。そりゃよござんしたね」と、適当に流してしまえばいい。

二人で、生きたいように生き、死にたいように死ねばいいのだ。

そうするために、大学ではルームシェアをして事実上同居するつもりでいる。

私を育てた家族だって、この一面では味方ではないのだ。

寄り添っていられるのはこいつだけ。

なら、そんな大概な生き方だって、許されるだろう。

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:47:55.03 ID:XIu3g2HX0
「今更、不安がることなんてないだろ」

「ほら、世間体とかあるじゃん」

お前が言うか。と私は思った。

そもそも、私をそういうしがらみから解放してくれたのは、こいつ自身だ。

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:48:36.67 ID:HveihipV0
チラシの裏にでも書いてろ

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 22:55:19.26 ID:XIu3g2HX0
「私を助けてくれたのは、お前だろ?」

「だから、そうじゃないって」

「さっきも言ったろ。今までと変わらないって」

「ホントに、そうなのかな?」

「そうだよ。私達の障害になるものがあったって、私はお前のことを離したりしない」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 23:00:21.83 ID:XIu3g2HX0
「じゃあさ」

「うん」

「ここで、キスしてよ」

「人前だぞ?」

「人前だからだよ」

「なるほど、いいんだな?」

私達は見せ付けるようにキスをした。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 23:01:02.79 ID:XIu3g2HX0
おしまい

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 23:02:25.78 ID:AVm2q0p40
そうか

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/23(水) 23:02:28.63 ID:fhUG8oxn0


9 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)