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春香「真冬の夜は暖かくて」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 07:55:11.34 ID:HnXW3MuZ0
春香「お疲れ様でした!」

(バタン)

春香「ふぅ、遅くなっちゃったなぁ……早く帰らないと」

春香「うぅっ、寒いなぁ。もうちょっと着込んでくればよかったかな……」

春香「……クリスマス、かぁ」


春香「あ、今日は星がすごく綺麗。えへへ、届かないかな……んっしょっと!」

(ググッ)

春香「んー……うー、背伸びしても届かないよ……」

(ズルッ)

春香「わきゃっ!?」

(ドテッ)

春香「いたたたぁ……」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:05:33.84 ID:1zIypztNP
俺「危ないところだったね……大丈夫、はるるん?」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:07:30.40 ID:HnXW3MuZ0
(ダキッ)

P「あ、危ない……!」

春香「ぷ、プロデューサーさん……」

P「無理して高いところの取ろうとするなよ……俺が来てなかったら下手したら大怪我してたぞ」

春香「ご、ごめんなさい……」

春香(わわわ、プロデューサーさんにお姫様抱っこされてる……!)

P「あの上の皿か? 俺が取るよ」

(スッ)

春香「あっ……」

P「?」

春香「い、いえ、なんでも!」

春香(もうちょっと、あのままが良かったなぁ)

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:11:08.47 ID:HnXW3MuZ0
P「わお、出来合いの物でも、こうして並べてみると豪勢だな」

春香「なんだか……」

P「?」

春香「今の私、とっても幸せです」

P「食べる前から幸せじゃあ世話ないな。ほら、グラスグラス」

春香「は、はいっ!」

(コポポポポショワアアアアアア)

春香「わ……綺麗……」

P「シャンパングラスは綺麗だよな」

春香「プロデューサーさんにも注いであげますよ! はい、グラス出してください!」

P「零すなよ?」

(コポポポポショワアアアアアア)

P「よしよし。それじゃあ、クリスマスの夜を祝って」

春香「かんぱいっ!」

(チンッ)

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:12:38.01 ID:RUVkkxpO0
コポポポショワアアアアアアア

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:12:48.44 ID:9wjiaZa60
和む

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:14:29.58 ID:HnXW3MuZ0
春香「プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「この一年、色んなことがありましたね」

P「ああ……春香にとっては、激動の年だっただろうな」

春香「本当ですよ! まさか、私がアイドルだなんて……」

P「まさに、人生が変わった年だったな」

春香「そういうプロデューサーさんはどうだったんですか?」

P「んー……」

(モグモグ)

P「やっぱり、人生が変わった年だったよ。まさか、こんな人気アイドルの担当になるなんてな」

春香「に、人気だなんて!」

P「クリスマスシーズンも仕事がびっしりなんだから十分だよ」

春香「ぷ、プロデューサーさんのお陰です。えへへ……」

P「誰よりも頑張ったのは、春香自身だよ」

春香「う、うぅ……」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:18:35.40 ID:HnXW3MuZ0
春香「ぷ、プロデューサーさんが来るって分かってれば、ケーキでも作っておいたのになぁ!」

P「うぉっ、いきなりどうした」

春香「ど、どうせならプロデューサーさんに、手作りのクリスマスケーキを、食べさせてあげたくて……」

P「まぁまぁ。じゃあこのケーキは、俺が作ったとでも思ってくれ」

春香「プロデューサーさんの、手作りケーキ……」

P「召し上がれ」

春香「は、はい……」

(モグッ)

P「どうだ?」

(ゴクン)

春香「……とっても、美味しい、です」

P「そりゃあ良かった」

春香(一緒に食べてるのが、プロデューサーさん、ですから……)

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:22:19.85 ID:HnXW3MuZ0
P「春香」

春香「ヴぁいっ!?」

P「パーティー、楽しいか?」

春香「は、はいっ!」

P「そっか……ホッとしたよ」

春香「ホッとした?」

P「俺はこういう暖かいこととは無縁だったからな……誰かがしてくれることはあっても、してやるのは初めてでな」

春香「私、とっても幸せです!」

P「出来合い品で悪いな」

春香「そんなことないです! 私は、プロデューサーさんが一緒にいてくれるだけでも……!」

P「え?」

春香「あっいえっ、えっとその……こ、今度は私がお持て成ししてあげますから!」

P「あはは、期待してるよ」

春香「き、期待しててください!」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:26:41.19 ID:HnXW3MuZ0
P「ふぅ、美味しかったな?」

春香「夢みたいです……」

P「残念、夢でした」

春香「えぇっ!?」

P「嘘だ」

春香「ぷ、プロデューサーさぁん!」

P「悪い悪い、春香が可愛いもんでつい」

春香「かわっ……?!」

P「嘘じゃないぞ」

春香「もうっ、冗談はやめ……えっ!?」

P「さて、朝までまだしばらくあるなぁ」

春香「どどどどっちですか?!」

P「あ。厚かましくて申し訳ないんだけど、シャワー借りてもいいかな。タオルとかは買ってきたから」

春香「は、はい勿論! お先にどうぞ!」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:31:04.59 ID:HnXW3MuZ0
春香「ぷ、プロデューサーさん……どんなつもりで言ったんだろ……」

春香「あ、あれだよね、きっと! お世辞というか社交辞令というか!」

春香「……」

春香「えへへ、どうしよ……頭ではそう思ってても、顔が弛んじゃうよ……」

春香「うあぁ……ニヤニヤが止まらないよぉ……」

(ガチャッ)

P「すまん、上がったぞ」

春香(わ、お風呂上りのプロデューサーさん……)

P「? どうした?」

春香「あっいえ! 私も入ってきますね!」

P「ああ。ここで待ってるよ」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:34:37.96 ID:HnXW3MuZ0
春香「へ、部屋には勝手には入らないでくださいね! 絶対!!」

P「当たり前だろう」

春香「あと、お風呂も……あ、あんまり覗いちゃダメですよ!」

P「ちょっとならいいのか?」

春香「!?!?!? そそそそうじゃなくて!!!」

P「分かってる分かってる、冗談だよ」

春香「うぅ……」

(バタン)

春香「ぷ、プロデューサーさんのばか……」

(スルスルシュルシュル)

春香「の、覗きたいとか思うのかな、プロデューサーさんも……」

(カララッ)

春香「ぷ、プロデューサーさんになら、覗かれても……」

(シャワワワワ)

春香「じゃなくて! ななな何考えてるんだろ……」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:38:40.85 ID:HnXW3MuZ0
春香「あ、上がりました」

P「さて、どうするかな」

春香「プロデューサーさんは、今日もお仕事ですよね? なら、寝た方が……」

P「そうだなぁ。春香、さっき話したいとか言ってなかったっけか?」

春香「えっと……もう、いっぱいいっぱい満たされました。えへへ」

P「そっか。じゃあ、お言葉に甘えようかな……どこを借りていいのかな」

春香「着いてきてください!」

P「はいはい」



P「……で、どうして」

春香「えへへ……」

P「春香の部屋なのかなぁ」

春香「ご、ごめんなさい、他に良さそうな部屋が無くて……」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:43:55.43 ID:HnXW3MuZ0
春香「ベッドが私の部屋と両親の寝室しかなくて……」

P「いや、居間とかでいいから。端っこ貸してくれれば十分寝れるから」

春香「ダメですよ! あの部屋、冬場は本当に冷え込むんです!」

P「でも、流石に……」

春香「流石にとか言いながら、もう家まで上がっちゃってるのに今更何言ってるんですか!」

P「そ、それは……」

春香「……もしプロデューサーさんが居間で寝るって言うなら、私も居間で寝ます」

P「だ、ダメだそれは! 明後日からは年末特番の仕事が沢山あるだろ! 体調崩したらどうする!」

春香「そのお言葉、そっくりお返しします!」

P「うぐ……」

春香「……それに」

P「?」

春香「寝るまで、プロデューサーさんと一緒に、クリスマス気分を味わっていたいんです……」

P「……仕方ないなぁ」

春香「! はいっ!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:47:17.50 ID:HnXW3MuZ0
春香「せ、狭くないですか?」

P「俺はいいんだけど……」

(ギュウッ)

P「添い寝は流石に想定外すぎた」

春香「わ、わがままでごめんなさい……」

P「いつもこんなだったっけか?」

春香「一人になるのが、寂しくて……」

P「今日の春香は寂しがり屋だなぁ」

春香「あうぅ……」

P「まぁいいさ。ここまで来たら、とことん相手してやるから」

春香「えへへ……プロデューサーさん、暖かいです」

P「体温36℃はあるからな」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:49:26.09 ID:6ErKS4Z80
のワの

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:49:58.26 ID:+QCsqfyYO
C

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:51:49.22 ID:HnXW3MuZ0
春香「あ、そうだ。この鍵貸しますから、行く時にかけて出ていってください。多分、私は起きれないと思いますから……」

P「分かった。借りておくよ」

春香「明後日、事務所で返してくださいね」

P「悪いな、何から何まで」

春香「いいえ。私のわがままに、いっぱい付き合ってもらいましたから!」

P「今もな」

春香「……えへへ」

P「それじゃあ寝るとしようか」

春香「はいっ!」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:55:48.25 ID:HnXW3MuZ0
春香「の、前に……プロデューサーさん、ええっと……」

P「ん、どうした?」

春香「ちょ、ちょっと、真上を向いててもらっていいですか?」

P「いいけど」

(スッ)

春香「……」

(チュッ)

P「ん? 頬に……」

春香「お、おやすみなさいっ!!」

(プイッ)

春香(ややややっちゃったぁ!)

P「……」

(ナデナデ)

春香(ふわっ!?)

P「おやすみ、春香」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 09:58:55.76 ID:HnXW3MuZ0
春香(……プロデューサーさん、ありがとうございます)

春香(でも、電車で会ったのは、偶然、だったのかな)

春香(もしかして、私がいい子にしてたから、サンタさんが)

春香(…………)

春香(えへ、今までで一番、幸せなクリスマスだったなぁ……)

春香(次の一年も頑張ってたら、また、こんなクリスマスを過ごせるかな?)

春香(来年は、ちゃんとケーキとかも作って)

春香(また、プロデューサーさんと二人で)

春香(……)

春香(えへへ、プロデューサーさん)

春香(……大好き、で……す……)


春香「……すぅ……すぅ……」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:02:50.87 ID:HnXW3MuZ0
P「……春香?」

春香「すぅ……」

P「寝たかな」

春香「くぅ……くぅ……」

P「しかし、電車で会うとは思ってもなかったな……」

(ゴソゴソ)

P「……本当は、ポストにでも入れておこうと思ったんだけど」

P「……まぁ、いっか」

春香「ん〜……んぅ……」

P「可愛い寝顔しやがって」

(ムニムニ)

春香「む〜……あぅー……」

P「……」

(スッ)

P「……メリークリスマス。春香」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:07:55.95 ID:HnXW3MuZ0
P「さて、俺も寝るか……」

春香「へぅ……」

(ギュウッ)

P「ん?」

春香「えへへ……プロデューサー、さぁん……」

P「はぁ、ずるいよな」

春香「くぅ……すぅ……」

P「どれ、さっきのお返しだ」

(チュッ)

春香「うー……」

P「これで我慢しとけ」

春香「すぅ……すぅ……」


P「……だよ、春香。おやすみ」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:11:22.15 ID:HnXW3MuZ0
春香「ん……」

(ゴシゴシ)

春香「ふあぁ……今何時だろ……もうお昼過ぎかぁ」

春香「あ……プロデューサーさん、もういないかぁ……」

春香「まぁ、それはそうだよね……寂しいけど、仕方ないよね」

(ピトッ)

春香「……なんだか、おでこが暖かいな」

春香「何か、とっても幸せな事があった気がする……」

(チラッ)

春香「……あれ? なんだろ、この包み。お父さんかお母さんかな? でも、帰ってくるのは夜のはず……」

春香「ということは……!」

(ギュッ)

春香「えへへ……プロデューサーさん……大好き……」

(ポロッポロッ)

春香「絶対に……大切に、します……」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:15:41.59 ID:HnXW3MuZ0
――――
―――
――


春香「おはようございますっ!」

千早「あら、おはよう、春香」

春香「あ、千早ちゃん、おはようっ!」

千早「……?」

春香「? どうしたの?」

千早「いえ、そのネックレス、初めて見るから……」

春香「あ、これ……サンタさんがくれたんだよ! ちょっとシャイだけど、とってもかっこいいサンタさん!」

千早「……へぇ」

(チラッ)

P「ん?」

千早「……くすっ、良かったわね、春香」

春香「えへへ……」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:19:48.39 ID:HnXW3MuZ0
春香「でも、サンタさんって本当にいるのかもしれないなー、って思ったんだ」

千早「え? そのネックレスをくれたのは、プロ……」

春香「あ、えっと! そ、そうじゃなくて!」

千早「??」

春香「……あはは、何でもないよ」

千早「何か怪しいわね……」

春香(このネックレスをくれたのは、シャイでかっこいいサンタさんだけど)

春香(そのサンタさんに会わせてくれたのは、もしかすると……)

春香「……やっぱり、ちゃんといい子にしてると、サンタさんは見てくれるんだね」

千早「随分幸せそうね、春香」

春香「な、何もなかったよ!?」

千早「ふふふっ」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:24:39.82 ID:HnXW3MuZ0
P「あ、そうだ。おーい、春香」

春香「はい?」

P「これ、返しておくよ」

(チャリッ)

春香「あ」

P「ありがとな。助かったよ」

春香「は、はい! お仕事、大丈夫でしたか?」

P「ばっちりだったよ。前日の疲れを見せないほどにな」

春香「良かったぁ……」

千早「……」

春香「千早ちゃん?」

千早「……そう。二人は、そういう……」

春香「えっ!?」

P「ん?!」

千早「いえ、小鳥さんには言わない方がいいわね」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:28:42.39 ID:HnXW3MuZ0
春香「ちょっと待って千早ちゃん!? 色々勘違いしてるよ!」

P「な、なんのことだ?」

千早「私は二人の味方です。良かったわね、春香」

春香「違うんだってば千早ちゃん! 別に一昨日の夜は何も……!」

P「おい」

春香「あ」

千早「ふふっ、お幸せに」

春香「ち、違うの千早ちゃん!」

P「齟齬が生じてる、違うんだ千早」

千早「そんなに照れなくても……」

(ガサガサッ)

亜美「えっ! 兄ちゃんとはるるんデキてるの!?」

真美「これはみんなにホ→コクせねばなりませんな!」

春香「え?! ちょ、ちょっと待って!」

(ダダダダダッ)

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:32:56.37 ID:HnXW3MuZ0
春香「あ、あぁ……」

P「不味いな、これは……」

春香「ご、ごめんなさいプロデューサーさん! ま、まさかこんな……!」

P「いや、こんなところで渡した俺が不注意だった」

千早「まぁ、いいじゃないですか」

P「?」

春香「よ、よくないよ! わ、私はともかく、プロデューサーさんが……!」

千早「確かに私の理解には誤解があったのかもしれませんけど」

千早「二人の気持ちは、本物じゃないですか」

春香「ちちちちはやちゃんっ!?」

P「き、気付いてたのか、お前」

春香「……え?」

千早「……くすくす、よほどの朴念仁でもなければ」

春香「え……ええぇぇぇぇぇぇえええ?!?!」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:35:37.61 ID:HnXW3MuZ0
千早「とりあえず、私はあちらのフォローに行ってきますね。あの二人を放っておいたら、どんな噂が流れるか分かりませんから」

P「悪いな、千早」

千早「いえ。どうぞ、ごゆっくり」

(タッタッタッ)

春香「あ、え……あわわわ……」

P「……ええとだな」

春香「ぷ、プロデューサーさん……」

P「んー、まぁとりあえず、だ」

春香「は、はいっ!」

P「寝顔、可愛かったぞ」

春香「…………」

(ボンッ)

P「おい、顔が真っ赤だぞ」

春香「う、うえぇっ!?」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:38:36.86 ID:HnXW3MuZ0
P「……まぁ、なんだ。その……」

春香「は、はい……?」

P「今夜、一緒に夕食にでも行かないか?」

春香「わ、私は、構いません、けど……」

P「……色々と、伝えたいこともあるし、な」

春香「っ」

(ギュッ)

P「春香?」

春香「……」

P「何でそんなに顔を埋めてるんだ」

春香「い、今は、私の顔、見ないでください……」

P「やだ」

(バッ)

春香「あ゙ゔっ」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:42:08.42 ID:HnXW3MuZ0
春香「やだぁ……見ないでください……」

P「涙でぐしょぐしょじゃないか」

春香「だってぇ……だってぇ……!」

P「ほら、リボンも曲がってるぞ」

春香「うぅ……ぐすっ」

P「なぁ、春香」

春香「うぅ……はい……?」

P「プレゼント、気に入ってくれたか?」

春香「……はい、とっても…………」

P「これからも、そのネックレス、付けてくれるか?」

春香「っ……!」


春香「ヴぁいっ!!」


P「おい、声が裏返ってるぞ」

春香「う、うぅぅぅぅうう……」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:47:59.98 ID:HnXW3MuZ0
(コソッ)

亜美「はるるんガン泣きじゃん……」

真美「でも、はるるんすっごく嬉しそうだよ」

千早「こら、覗き見しない」

(ガシッ)

亜美真美「「うあうあ→!」」

千早「ほら、あなた達には、己の身を犠牲にして秋月大明神の怒りを鎮める仕事が残ってるわ」

(ズルズル)

亜美「うえ〜!」

真美「パ→ペキ死亡フラグだってば→!」

千早「ほらほら、行ってきなさい」



千早「……ふふ、本当に良かったわね、春香」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:49:35.57 ID:HnXW3MuZ0
P「な、泣きやんでくれよ、春香」

春香「うぅぅぅぅううう……!!」

P「ああもう、もうすぐ収録行く時間だろうに……」

春香「ぷ、プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「一緒に……来てくれますか……?」

P「ああ、元々今日はお前の付き添い――」

春香「そうじゃなくて!」

P「?」

春香「これからずっと……私を寂しくさせない様に、一緒にいてくれますか……?」

P「極力、善処しよう」

春香「……ぐすっ……約束、ですからね……!」

P「よしよし、約束だ」

(ナデナデ)

春香「あうぅ……」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:52:19.34 ID:1zIypztNP
レスが付かないのが不思議だ
やはり時間帯か

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:52:37.45 ID:HnXW3MuZ0
(ゴシゴシ)

春香「……それじゃあプロデューサーさん、収録、行きましょう!」

P「おっ、やっと元気が戻ったな?」

春香「元気が、私の取り柄ですから!」

P「おい、また空回るなよ? そういう時、大体……」

春香「早く行きましょう! プロデューサーさん! 収録ですよ、収ろ――」

(ズルッ)

春香「わきゃっ!?」

(ガシッ)

P「ほら、転ぶ」

春香「うぅ……なんでも、お見通しなんですね」

P「春香のことは一番よく分かってるよ」

春香「そんな恥ずかしいこと、よくさらっと言えますね……」

P「春香にだから言えるんだよ」

春香「……えへへ」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:54:15.16 ID:blfD7qlbI
支援

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:55:35.65 ID:HnXW3MuZ0
春香「それじゃあ今度こそ行きましょう、プロデューサーさん!」

P「はいはい。行くとするか」

春香「……あ、プロデューサーさん!」

P「?」

春香「夕食、楽しみにしてますね!」

P「ああ、収録が上手くいったら、特別いいところに連れてってやる」

春香「はいっ! それと、えっと……」

P「なんだ?」


春香(サンタさん。今年はとっても素敵なプレゼントを、ありがとうございます)


春香(次の一年も、きっといい子にしてます。だから、来年も、きっと幸せなクリスマスを、私達にください)



春香「えへへ……。プロデューサーさん……大好きですっ!」



おしまい

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:56:05.74 ID:FWdlkmlU0


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:56:09.37 ID:jyKDw8/h0
甘い

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:56:41.29 ID:jyKDw8/h0
おっつおっつ

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:57:57.87 ID:9wjiaZa60


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:58:56.32 ID:HnXW3MuZ0
最近のはるるんと言えば、転ばなくさせたりへんてこなヒーローにしてみたりハイライトを最初から消してみたりと散々な扱いばっかしてたからな……
たまには、こんな幸せなはるるんがいてもいいんじゃないかなーって
朝っぱらからと思うかもしれんけどワイは今から寝るんですわ、乙カブトガニ

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:59:22.71 ID:G18XejSB0


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:59:29.50 ID:JatRdnNUO
おつ
イブも仕事で昨日帰社して一人で食ったケーキより甘かった

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 10:59:57.58 ID:6ErKS4Z80
乙乙!

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 11:04:19.51 ID:D1quyaFS0
乙!

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 11:07:34.83 ID:UhEaO7nn0
久しぶりにほっこりした乙

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 11:08:26.65 ID:I32nSyJ10
誰かと思えば乙カブトガニ
はるるんは純愛がよく似合う

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 11:17:13.06 ID:qm+ztQrx0
素晴らしい


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 11:33:45.67 ID:wjA7bp0I0
春香で正統派な展開のSS初めて見たわ

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 11:37:12.22 ID:H7cnSqLJ0
ハールカッカーか乙

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