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男「父が触手、母が人間」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:28:37.54 ID:SZ/hjivA0
男「俺、左腕触手人間!」ウネウネ

男「過保護な母さんを説得して一人立ちした事だし」

男「人間達が住む町を襲ってひぃひぃ言わせるバラ色生活の始まりだ!!」ヒャッハー


女戦士「おい! 触手の姿が見えたって本当か!!」

女盗賊「間違いないわ、ふ、ふふ……久々の大獲物よ」ジュルリ

女衛兵「探せ! 何としてでも探し出せ!!」


拝啓 父上、母上。純人間の女性と言うものは、母さんを除き恐ろしいものです。

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:29:51.83 ID:vi4BAeGT0
新ジャンル「触手女」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:29:54.82 ID:Je4KYziu0
やれやれ、僕は支援した

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:31:00.28 ID:SZ/hjivA0
男「この鎧に付いたマントを加工して……良し、左腕が隠れるローブっぽくなったな」

男「……意外とこれは。よし、これでいい、これがいい」


男(これなら町中でも平然と歩いていられる。一先ずは生活に問題無さそうだ)

女剣士「日陰だ! それと物陰を徹底的に探し出せ!!」

女魔法使い「触手の匂い! 近いわ! すぐ近くに居るはずよ!!」クンカクンカ

女僧侶「我らが召します神よ……神聖な触手を捧げます」

女神官「馬鹿を言っていないで貴女も探しなさい! この触手は供物ではありません! 我々のです!!」

男「」Bダッシュ


拝啓 父上、母上。人間の領土内の女性は人間じゃありません。

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:33:21.44 ID:SZ/hjivA0
男「ふっ引きこもり万歳」

男「どうしよう……どこに引っ越そう」

男「どっか僻地の農村とかなら大丈夫だろうか……」


女兵士「あの家です。ここ最近、街に訪れる見慣れない者が帰っていった場所は」

女戦士「片側ローブ男か」

女魔法使い「ああ……見覚えが。そういえば彼がいた時に、触手の匂いがしたような」

女衛兵「第一、第二部隊火を持て。第三部隊は投げ網を持って待機」


拝啓 父上、母上。左腕の触手と共に作った家が一ヶ月で焼き討ちに合いました。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:35:29.99 ID:irCCcTQVO
かわいそす

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:36:18.21 ID:SZ/hjivA0
山中
男「しばらくはこの洞窟を拠点にひっそりと暮らす他ないか……」

男「野蛮な人間どもめ……だから母さんは外界に出るなと言ったのか」

男「ああ……魔王様がいらっしゃった時代が懐かしい」

男「そういえば勇者は魔王様の呪いで左腕が触手だそうだな」

男「おのれ許すまじ勇者。この触手にかけて何れ討ち取ってやる」



人間女 ミナレナイオトコヲ ミタソウダゾー ヤマガリダー  ザッザッ
    イブリダセー ホカクシロー  ザッザッ

拝啓 父上、母上。今は洞窟でひっそりと暮らしていますが、静かと言うのはいいものだと思います。

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:37:24.46 ID:zTkl40yq0
ロマサガだったら最強なのに

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:37:37.22 ID:5cLd/Xk90
つまんね^^;
スレ主何歳?

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:38:16.20 ID:PsMEqkwtO
しえん

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:39:13.09 ID:SZ/hjivA0
夜中
男「ん……?」パチ

男「なんだ? 物音が……動物か?」  ザッ

男「……灯り?」 ザッザッ

男「……」 ダセー ミツケダセー アブリダセー


拝啓 父上、母上。今日をもって自分は狩猟の標的になりました。

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:39:57.03 ID:ikt4hral0
ここは俺に任せて先に行け

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:42:36.67 ID:SZ/hjivA0
男「ひぃっひぃっ」ダッダッ

「ん? うお」ドガ

男「おぅふ……す、すまん」

「いや、こちらこそすまないな」

勇者「怪我はしていないだろうか? 参ったな……回復魔法が使える仲間は町にいるんだよなぁ」

男「」


拝啓 父上、母上。宿敵を見つけました。刺し違えてでも魔王様の仇を討ち取らんとします。

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:45:12.31 ID:oxifhHfb0
毎回拝啓つけるのはくどいから要所要所でいい

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:45:46.37 ID:SZ/hjivA0
男(ここで会ったが百年目ぇ! 先制でその首、討ち取ってくれる)ゴゴ

勇者「……む、下がっていろ!」バッ

男「えっ」

山賊A「へ、へへ。俺らに気付くたぁーやるじゃないか」ガササ

山賊B「だが終わりだぁ! 荷物有り金全部寄越すか、命ごと分捕られるか! 選びなぁ!」

勇者「……」スィ

*勇者は突起物の付いた卵型の触手を振りかざし*

勇者「ふんっ」ボキュン

*力むと丸い球状に大きく膨れ上がり突起物は鋼の棘のように突き出された!*

山賊達「」


拝啓 父上、母上。宿敵、勇者様とお会いしました。噂通り左腕は触手なんですけど触手じゃなかったです。

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:46:49.92 ID:vi4BAeGT0
はよ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:48:06.17 ID:e/Y19L0W0
まさか続編か

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:48:35.71 ID:SZ/hjivA0
*勇者は触手を高々と振りかざし*

勇者「ふっ」ブォ

*地面に叩きつけると土埃と土飛沫を巻き上げ、大地に大きな穴を開けた!*ッッドン

山賊達「」

男「」

山賊A「よさーくーきをーきるー」スタスタ

山賊B「へいへいほーへいへいほー」スタスタ


拝啓 父上、母上。新たな魔王様と出会いました。

19 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2012/11/14(水) 20:49:54.34 ID:XpfuJVck0
あ、なんか前に見た事ある

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:50:33.03 ID:Qo94eWQB0
見覚えのある勇者だな……

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:51:29.57 ID:SZ/hjivA0
勇者「怪我は無いか?」

男「あ、はい」

勇者「そうか、それは良かった。仲間を待たしているのでこれで失礼するよ」

勇者「魔王がいなくなったとは言えああいう輩は多い。君も気をつけるんだぞ」

男「は、はい。ありがとうござい、うぉさむっ」ビュオオォォ

勇者「はは、風邪にも気をつけたほうが良いな。それではな」チラッウネウネ


拝啓 父上、母上。勇者の触手一本で戦慄したのに五本ぐらいありました。この世の破壊神かと思われます。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:54:13.37 ID:SZ/hjivA0
男「おお……良い感じの農村だ」

男「ここまで来ればアレも追っては来ないだろう」

男「しばらくは静かに暮らし……まずはここを俺の触手と聖剣で……ぐふふ!」

男「バラ色生活だー!!」


拝啓 父上、母上。安息の地に辿り着きました。ここで一旗上げたいと思います。

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:57:01.70 ID:8XGhkp7k0
拝啓、が面白いな

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 20:57:53.78 ID:SZ/hjivA0
老婆「それはそれはなんと遠いところから……」

孫娘「まーここは自給自足なんで働かざる者食うべからず、ですからねー」

孫娘「男手も足りないし、きっちり力仕事をしてもらいますよー」アハハ

男「これでも身体には自信がありますので任せて下さい」ドン

男「それよりもこうして部屋もお貸し頂き、本当にありがとうございます」フカブカ

老婆「なあに、あたしらの所の田畑を手伝ってくれるのだから……」スンスン

老婆「そう畏まらんで下さい」チラッ

孫娘「! ……」スンスン サラサラー

孫娘「もー顔を上げて下さいよ男さん。お茶のおかわりいりますか?」

男「おっとかたじけない」


拝啓 父上、母上。家での土弄りの経験が大いに役立つ時が来ました。しばらくは精を出して働こうと思います。

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:00:19.00 ID:SZ/hjivA0
夜中
男(なんだ……この猛烈な眠気は……)

男(盛られた? くそ、何が……)薬物・毒耐性80%

男(あの部屋……明かりが)ヒソヒソ

孫娘「婆ちゃんも食べるの?」

老婆「あたしぁもういい年だからねぇ……元気な内はあんたがたぁんとお食べ」

老婆「疲れてきたらあたしも食べるけどもねぇ」ジュルリ

孫娘「じゃあ……男さん、何処に触手を隠しているのかなぁ」ジュルジュル

孫娘「えへへぇ……今日は朝まで……うっふふふ」ジュルリゴクン

男「」Bダッシュ


拝啓 父上、母上。人間の国は魔界です。どこまで行っても魔界です。

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:02:39.94 ID:b1SGIeHa0
前もこんなSSみたような

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:03:35.25 ID:SZ/hjivA0
男「やばい……走ったら薬の回りが……」フラフラ

男「こ、ここで……眠る……訳には……」ドサ


男「ふあぁ……良い朝だ」チュンチュン

男「清清しい気持ちだ……素晴らしい。見渡すと雲一つ無い青空に東より差す日の出」

男「見渡す限り広がる女性」

人間女 ニタニタ
   ニヤニヤ


拝啓 父上、母
*血で汚れていてこれ以上は読めない*

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:03:45.93 ID:koCgSzzdT
確かにそうだ

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:06:15.97 ID:vi4BAeGT0
はよ

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:06:37.01 ID:SZ/hjivA0
男「あひぃぃぃふひぃぃぃ!」

男「らめぇぇぇ! 触手も聖剣も枯れ果てちゃうのおおぉぉぉぉ!!」ビクンビクン

人間女 マダァヨォ モットォモットチョウダァイィ
  マダヤスマセナイワヨォ チョットォツギハアタシヨォ

男「む、むりむり、こわれちゃうのぉぉぉ!」

*女僧侶の回復魔法! 男の体力とスタミナが回復した!*

男「おほおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」


拝啓 父上、母上。私は元気にやっていますので心配しないで下さい。



      男「父が触手、母が人間」   完

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:07:30.21 ID:3dajEVY10
非常に読み応えがあって面白かった
SSとは思えないような完成度
随所に張り巡らされた伏線とその鮮やかな回収の仕方
登場人物たちの事細かな心理描写、それによって成せるリアリティある会話
特に終盤の山場では凄く感情移入しちゃって見てるこっちがハラハラしちゃったよ
そして飽きのこないストーリー展開、王道でありながら新しいストーリーは
この作者独特のレトリックによって成せる新ジャンル
間違いなくこの作者はいずれプロの作家として大成するんだろう
こんな素晴らしいSSに出会えてよかった
次回作も期待してるから頑張ってくれ

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:08:15.62 ID:tGGrCQ3+O
ヒダリーか

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:09:47.55 ID:ZPat8sQ90
>>32
苗字は岡田だな

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:22:21.21 ID:xh/J5gED0
前スレとかあんの?

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/14(水) 21:29:46.40 ID:vi4BAeGT0
>>34
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/lite/archives/1796678.html

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