虎・遼馬に守護神昇格プラン！中西Ｃ「ありえる」

風吹けば名無し

あるぞ、虎史上最年少守護神！！　プロ２年目の阪神・松田遼馬投手（１９）が１２日、代役クローザーに指名された。福原忍投手（３６）が連投した場合、任されるのが売り出し中の若虎だ。
１９歳６カ月の右腕が山崎一玄（現打撃投手）の持つ２０歳８カ月の球団最年少セーブ（１９９３年）を更新する日が近づいてきた。
乗りに乗っているリョーマに新たな任務が託される。代役とはいえ、ゲームの最後を締める仕事…。そう、虎最年少守護神だ。鳴尾浜で首脳陣の意向を伝え聞いた松田は覚悟を決めた。初々しく、決意表明だ。
「ストッパーみたいな形で投げるチャンスをいただいても、これまでと変わらない気持ちで思い切ってやりたい。自分のボールを投げて、ゼロに抑えられるように頑張りたいです」
休日で選手寮から出かける、ちょうど３時間前だった。中西投手コーチが１２試合連続無失点中の松田の守護神昇格プランを即座に肯定したのだ。
「（ストッパーは）ありえる、ありえる。勢いがあるし、安定している。忍（福原）が連投のケースとかのときに安藤もそうだけど、１番手は遼馬（松田）だな」
あくまで、主に務めるのはここ４試合で３セーブをあげている福原。ただ、体調面の負担を考え、登板過多や連投は避けたいのが実情。そこで、ベテランの休養日限定ながら、白羽の矢が立ったのが若武者だ。
現在、１９歳６カ月。セーブを挙げれば、１９９３年に山崎一玄が記録した球団最年少セーブ、２０歳８カ月を大幅に塗り替えることになる。