榎田「ラストチャンスのつもりで投げた」

風吹けば名無し

　（セ・パ交流戦、阪神０－２楽天、２回戦、楽天２勝、２９日、甲子園）榎田は粘りの投球を見せたが、４月１８日の巨人戦以来の３勝目はならなかった。
緩急をつけた投球で５回まで０を並べた。しかし、六回二死から聖沢に中前打を喫し、ジョーンズには死球。続くマギーに左前に運ばれ、先制点を献上した。

　交流戦に入ってからは４回５失点、５回０／３で３失点と自滅。この日は８回１失点と粘りの投球を見せたが、今度は打線の援護がなかった。

榎田（久々の好投に）
「ラストチャンスのつもりでいた。次の登板があれば生かしたい」

大和（九回に代打を送られ）
「打てないので仕方ない」
阪神・水谷チーフ打撃コーチ（戸村に）
「どこに来るか分からない投手。あれにやられた」